札幌の既婚アラサーの日々

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シンデレラのその後。

私は去年の一月に結婚しました。

他人から言わせれば、

「苦労の末ゴールインした人」である。

 

私の好きな人は『彼氏』ではなかった。

好きな人がいきなり『夫』になったのだ。

 

私たちは結婚が決まるまで付き合おうとも、お互いの気持ちを伝え合うこともしなかった。

一番近い表現は『友達以上恋人未満』だったと思う。悪くいえば『セフレ』。

その関係が6~7年続き結婚したのだ。

 

もちろん楽しかった記憶ばかりではない。

彼は私以外の他の女性とご飯や旅行に行くことが普通にあった。

最初はそんなもんか、と心のどこかでなんにも思わないように抑えこむことすら無いようにしてた。

けれどやっぱり人は醜いもので、独り占めしたいと自分が訴えているのを聞こえないふりをして過ごした20代。

それを乗り越えて、まさかの結婚までこぎつけたのです。

 

細かい話はともかく、私の中で結婚生活はまさしく『シンデレラのその後』。

『王子様と幸せに暮らしました』の後である。

本当にシンデレラは幸せだったのだろうか?

 

王子様と結ばれることが目的であって、その後って余白でしかない。

むしろそこからが長いのに。

その真っ只中にいる。

母や叔母に「結婚は墓場だ」と言われ育った私は、複雑な心境の元、新婚生活を送っている。

別に不満はない。

ただ、不安なだけだ。